生きた証が森になる
人と自然の営みの中で育まれた生態系を守り、
草花や木々とともに、多様な生きものたちを
育んでいくためには人の手が欠かせません。
大阪北摂霊園では、園内に広がる豊かな森そのものを墓地として活用し、
自然環境を守りながら、50年先、100年先へ
美しい森を保全していきます。
皆さまの生きた証が森をつくり、皆さまの生きた証が森になる。
私たちは「北摂の樹木葬」と呼んでいます。
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春はすぐそこまで
このところ暖かな日が続きめっきり春めいてきましたね。東京ではソメイヨシノの開花が発表されました。園内も春の暖かな日差しであふれています。散策しているととても… -
FM千里「山田ひろしのフライデーアフタヌーン」に出演
みなさんこんにちは。令和5年2月17日、お聞き頂いた方ありがとうございました。え~。お仕事中でしたか。残念です。それでは、当日の様子を少し紹介させて頂きます… -
FM千里に出演します。
2月17日にFM千里(83.7 MHz)に出演が決定しました。昨年3月に出演した時は、関西発となるドイツ型樹木葬に大変興味深く聞いて頂き、『大阪北摂霊園の樹木葬は… -
新しい1年が始まりました
この年末年始は大きな寒波が立て続けにやってきましたがみなさま体調を崩されたりなどしていませんでしょうか。木もれびと星の里の樹木たちは元気に年越しをしました。… -
今年もありがとうございました
冬至を終え、一日ごとに陽が長くなりますが、北国では、雪もつもり、本格的な冬がやってきます。今年もあと、数日となり大阪北摂霊園の樹木たちも厳しい寒さに耐え、… -
紅葉を愛でる
11月の秋。北摂地域に位置している大阪北摂霊園。昭和48年に開園し、今年で49年目を迎えます。大阪北摂霊園では、約24,000区画の墓所を初め、合葬式墓地、小さなお墓(期…
誕生の物語
ー ドイツ型樹木葬との出会い
大阪北摂霊園の開園(1973年)から半世紀が経とうとしています。
時代とともに墓地へのニーズも大きく様変わりしてきました。
旧来は先祖代々引き継ぐかたち、石のお墓が当たり前でしたが、これまでとは異なる形態のお墓も求められるようになってきています。
北摂霊園でも新たなカタチの墓地を求める方々の声に耳を傾け、墓石の建立や墓じまいの心配のない「樹木葬」の導入を検討開始しました。
北摂の樹木葬
北摂の樹木葬「木もれびと星の里」には、樹木葬を希望される方々のために二つの願いを込めました。
一つ目は、樹木そのものを墓標としていただきたいという願いです。「いのち」が潰えても、美しい森の一部となって、木もれびのように優しく家族を見守っていきたいという思い。自然に還りたい、キラキラとした葉もれびのようでありたい、という思いに寄り添いたいと考えました。二つ目は・・・
ドイツ型樹木葬の特徴
ドイツ型樹木葬では郊外の森林を利用します。森林の木々をそのまま墓標とし、その根本にご遺骨を埋葬します。家族で使う木や、友達と使う木があり、木の根元の周りに埋葬するのが主流です。森全体のどこに埋葬されているかわからないというお墓もあり、個人個人のニーズに合わせた選択ができるようになっていることも特徴です。

北海道大学 上田先生がご紹介する「ドイツ型の樹木葬」
ドイツの樹木葬墓地は、2001年にヘッセン州のラインハルトの森(通称、メルヘンの森)の一角に誕生しました。グリム童話の舞台として観光地でもあるこの美しい森に、ドイツで最初の樹木葬ができたのは象徴的です。まさに、「お墓参りをピクニックに」というモットーに最適の場所だったと言えます。

樹木葬のランドスケープ計画(霜田先生/樹木葬エリア設計)
風景・ランドスケープというのは、地域に培われた時間、空間の拡がり、それを眺める人間の間に立ち現れるイメージであるといえます。どんなに美しい山並みや水辺があっても、それを眺める人間の存在がなければランドスケープはありません。人間がある地点に立ち、対象空間を眺めることで人は「風景」をイメージします。