もりのえほん

大阪北摂霊園は、総面積98.3haのうち森林部分が約60%を占め、北摂山系の「明治の森箕面国定公園」のお隣に位置する自然に恵まれた環境にあります。

霊園の真横には、東京都八王子市にある「明治の森高尾国定公園」と「明治の森箕面国定公園」を結ぶ

“東海自然歩道”の一部が通っています。

そんな自然豊かな霊園ですが、森には色々な動物や鳥などの生き物が姿を現してくれるそうです。

(私の勤務地が北千里の事務所なので、なかなかお目にかかる事は出来ませんが)

今回はその森と生き物にかかわる絵本をひとつご紹介したいと思います。福音館書店から出版の

「もりのえほん」(安野 光雅 作)です。

文字がひとつもなく森の絵が描かれている絵本なのですが、実は…。

木々の幹や枝の間に、繁った葉の中に、草むらに、生き物たちが隠れているのです。枝が重なりあって顔になっていたり、幹の柄がそうであったり。見るたびに違う景色を見せてくれます。

巻末に隠れている生き物の名前が書かれていて、種明かしがあるのですが、“あれ?この動物もいたよ”とか、そこに書かれていない別のものも見えたりもします。

皆様も一度本屋さんで手に取って眺めていただいて、童心に還り森の息遣いを感じていただけたらと思います。

木もれびと星の里の木々たちも、そんな森の一面をもっています。今度行ったときには、生き物が隠れていないか探してみたいと思います。

追記:これを掲載しようと思って用意している矢先、作家の安野光雅氏の訃報が入ってきました。

昨年の12月24日、94歳でご逝去されたとのことです。心からご冥福をお祈り申し上げます。

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