先日の寒波で北摂霊園にも雪が積もりました。
雪景色の森もまた美しいですね。
２年前にプロジェクトが始まった「木もれびと星の里」、
今年ようやく開園の運びとなり、みなさまにお披露目することができました。
日本ではまだあまりなじみのないドイツ型樹木葬という新しい樹木葬、
開園まではどれほどの人に受け入れてもらえるのか正直不安が大きかったのですが
「こんな樹木葬を探していたんです！」とうれしいお声をたくさんいただきました。
こういうお話をお聞きすると「木もれびと星の里」を開園できて
本当によかったとスタッフ一同思っております。
100年以上の時が経ち、墓地としての役目を終えると
やがて原生林へと移ろっていく「木もれびと星の里」、
その頃には今のスタッフはもう誰もこの世にいないと思いますが
（いないはず・・・いやとんでもない長寿がいるかも？）
どんな原生林になってゆくのか、想像しただけでワクワクします。
地球環境は温暖化など劇的に変化を遂げつつあります。
樹木は二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。
（正確には人間と同じように呼吸をしているのですが、
光合成に使われる二酸化炭素量は呼吸から出る二酸化炭素量よりも多いので、
差し引きすると樹木は二酸化炭素を吸収していることになります。）
「木もれびと星の里」は小さな森ですが
そんな環境問題にも微力ながらも貢献できればいいなと思います。
これからもよりよい未来を見据えてがんばってまいります。
初めての樹木葬で慣れない点も多く
みなさまには何かとご不便をおかけしたかと思いますが
今年一年、温かく見守って下さりありがとうございました。
これからどんどん寒くなりますので、
お参りの際は温かい服装でお越しください。
それでは、みなさま、よいお年をお迎えください。