コンセプト
北摂の樹木葬「木もれびと星の里」には、樹木葬を希望される方々のために二つの願いを込めました。
一つ目は、樹木そのものを墓標としていただきたいという願いです。「いのち」が潰えても、美しい森の一部となって、木もれびのように優しく家族を見守っていきたいという思い。自然に還りたい、キラキラとした葉もれびのようでありたい、という思いに寄り添いたいと考えました。
二つ目は、現代の多様なライフスタイルの中で生きる皆さまを応援できるお墓です。それぞれの生き方の違いも、いつかは天の川の星々のようになることを願いました。人もまた自然の一つにすぎないこと、その自然が地球の一部であり、地球もまた星々の一つであること、そんな繋がりに思いを馳せて「木もれびと星の里」と名付けました。
北摂の森を活かした 樹木葬墓地計画
霊園の表玄関にほど近い森が樹木葬墓地です。
総面積6500m²、墓標となる約230本の木立の他に、2000名分の埋葬区画を設ける予定です。
明るい木立の中を園路が行き渡る祈りの場所に生まれ変わります。
現地は色々な広葉樹が混ざった「混交林エリア」と霊園を造成した際に植えた「杉林エリア」に分かれています。
混交林エリアは、手入れをしてこのまま墓地として利用します。杉林エリアは、間伐をしながら、森作りを行う場所として整備します。
そして100年以上のときが経ち、墓地としての役目を終えると長い時間をかけて地域の原生林へと移ろっていく計画です。


3つの樹木葬
北摂の樹木葬「木もれびと星の里」では3つの埋葬形式から選ぶことができます。
(木を墓標として利用するタイプ)
木だち・木もれび

木を墓標として扱い、その根本の周りに埋葬を行う方法です。
様々な木々がありますので、お好みで選んでいただくことができます。1本の木を家族などで使う「木だち」と他の方と共有して使う「木もれび」をご準備します。
(森全体がひとつのお墓になるタイプ)
天の川

間伐を行い、杉以外の植物が育つ環境を作り、そこに埋葬をおこないます。個々が同じ場所に眠る様子を、星々が美しい夜空の様子になぞらえて「天の川」と名付けました。
木だち・木もれび (木を墓標として利用するタイプ)
木だち(占用型)
好きな樹木を選び、その根元の周りの埋葬場所を1家族でお使いいただくご契約になります。
費用:60〜120万円程度/1本を予定(樹種や樹木の大きさにより申込費用は変わります。)
木もれび(共用型)
好きな樹木を選び、その樹木の根元の気に入った位置(埋葬場所)を指定してのご契約となります。
1本の樹木には複数の埋葬場所があるため他の人と隣合わせになります。
夫婦や家族で隣同士の場所を指定して契約することもできます。
費用:25~35万円程度/1人を予定
ご利用の仕組み
木の種類や太さ、埋葬できる数、費用はそれぞれの木で異なります。(樹種はコナラ、ヤマモミジ、サルスベリ、ヤマザクラ、コブシ、アベマキ、クヌギ、タニウツギ、イロハモミジ、コハウチワカエデなどがあります。)
木の中心から1m離れた場所に最大で10ヶ所に埋葬することができます。

天の川 (森全体がひとつのお墓になるタイプ)
天の川(集合型)
森の中の集合墓で個人用の樹木葬です。
埋葬場所を特定することはできません。エリア内の区画に順番に埋葬していきます。
区画の大きさは0.6m×0.6mです。
費用:15~20万円程度/1人を予定

- 費用はどの商品も埋葬費用と山林管理費込み。(使用料、管理料)
- 希望する場合はオプションでネームプレートあり。
埋葬の方法
指定の箇所に地表から約60cm掘ります。遺骨を壺から出して、木綿の布に包んで埋葬します。
オプションでネームプレートを取り付けることができます。
埋葬の期間
墓地は2120年までの約100年間を契約の期間とします。
期間がすぎても埋葬はそのままです。
維持管理について
「木もれびと星の里」は、時の流れとともに地域の森へと還っていく場所です。
そのために管理を次のように行っていく計画です。
(2021〜2070年)
お墓参りがしやすいように園路の保守整備と山林管理。
(2071〜2120年)
管理用道路の保守整備と山林の保全。墓参は参拝所を中心に行います。
(2121年〜)
原生的な自然の回復に向けて遷移。(遷移:植物の移ろいのこと)
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