『木もれびと星の里』の樹木紹介 パート3

今年は例年になく梅雨入りが早いとのこと。

5月と言えば晴れた爽やかな木もれびの季節なのですが、

これだけ早いと夏の到来も早まるのでしょうか。

 『木もれびと星の里』にある樹木には、梅雨は恵みの雨のようです。

新緑の季節に新しい葉を繁らせた樹木は栄養不足の状態。

この季節の長雨が栄養を蓄えるのに非常に大切だそうです。

梅雨と言えば、ジメジメして憂鬱な気分になりますが、そう考えると楽しい気持ちになりませんか。

いよいよ6月6日には、北摂の樹木葬 木もれびと星の里がオープンします。

みなさまが園内を散策いただくときには、雲の合間から青空が出るように・・・

では、樹木の紹介パート3です。

アベマキ(阿部槇)

西日本での分布が多い落葉広葉樹。

人の名前の様な樹種名は、アベマキの

樹皮がデコボコしている様子を、岡山の方言で

「アベ=デコボコ」ということから、

きているそうです。

樹皮が厚くコルクの代用として、使用されたことも。

秋にはドングリがなり、自然の樹形が美しい樹種です。

コブシ(辛夷)

春の訪れを告げる代表的な里山の樹木で

落葉広葉樹。

葉が繁る前に白い花を咲かせます。

1輪の花の大きさが6~10センチあり、

とても雄大なイメージです。

コブシという名前は、子供の握りこぶしに

似ている果実からきているそうです。

ハコネウツギ(箱根空木)

5月から6月にかけて花を咲かせ、

やがて白色・ピンク・紅色になっていきます。

花の大きさは2~3㎝程度。

幹は株立ち状になることから、花咲く季節はアピール

全開です。

ちなみに、箱根にはほとんど自生していないそうです。

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