森を再生する「天の川」

「木もれびと星の里」の樹木たちも元気に年越しをして新しい年を迎えました。
今年もたくさんの人々が訪れてくださることを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

今回は「天の川」のご紹介です。
「天の川」は集合墓タイプの樹木葬です。
ご遺骨を受け付けた順に、芝生が敷かれたところに埋蔵してゆきます。

「天の川」の名前は
埋蔵されている方が天の川にあるたくさんの星のように
きらきらときらめくようなお墓になることを願ってつけました。

「木だち」「木もれび」はご家族や個人の目印となる特定の木があります。
でも「天の川」にはありません。
なぜ「天の川」にはないのでしょうか。

天の川があるエリアはかつては鬱蒼とした杉の人工林(植林)でした。
手入れがされていない人工林は保水力が低く、
大雨が降ると斜面が崩れたりして
災害の原因にもなります。
この人工林を、保水力の高い地域本来の広葉樹の森に
戻していく計画が天の川エリアです。

杉の人工林をそのまま放置しても地域本来の森の姿には戻って行きません。
そこで杉林を伐採し、森が成長する環境を整えました。
杉林を伐採したため、今は見た目が寂しく感じるかもしれません。

写真は整備中、芝生を敷いた直後の様子です。(昨年春頃)

ここに100年後に森ができるなんて信じられないですね。
自然の力は偉大です。

一部杉林を残していますが
ここも間伐を行い以前よりもたくさんの光が差し込むようになりました。
十分な光が届かないために下草が生えてなかった林床にも
草花が生え、灌木が茂り、木々が成長し、長い時間をかけてやがて
森となってゆきます。

イラストにすると
現在こんな感じの天の川ですが

100年後には木々が成長してこんな森になっています。

一から森を再生する、それが「天の川」の魅力です。
何もないところから森が再生する様子を見てみたい、
そんな思いに賛同いただけるようでしたら是非天の川を
検討してみてください。

みなさんも天の川に流れる星の一つになって
森の成長を見守ってみませんか?

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